傍若無人
ぼうじゃくぶじん
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #36064 · 青空 99 例
標準
behaving outrageously as though there were no one around
文例 · 用例
味方と思つた彌次連は、先刻から傍若無人の暴言を小面憎く思つて居た、敵であつたのだ。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
日曜に村の煮売屋などの二階から、大勢兵隊が赤い顔を出して、近辺の娘でも下を通りかかると、好的好的などと冷かしたり、グズグズに酔って二、三人も手を引き合うて狭い田舎道を傍若無人に歩いたりするのが、非常に不愉快な感じを起させた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
彼女は、瀬戸内海を傍若無人に通り抜けた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
例えば大勢の中にきっと一人くらいは「豪傑」がいて、わざと傍若無人に振舞って仲間や傍観者を笑わせたりはらはらさせるものである。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
群集からこぼれ出て路端に傍若無人に立小便をしている男も見逃してやりたい。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
銀座二丁目辺の東側に店があって、赤塗壁の軒の上に大きな天狗の面がその傍若無人の鼻を往来の上に突出していたように思う。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
」 日本人の威張り方は傍若無人だ。
— 黒島伝治 『防備隊』 青空文庫
それが食堂で夜ふけまで長時間続いていた傍若無人の高話がようやく少し静まりかけるころに始まるのが通例であった。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
作例 · 標準
彼の傍若無人な態度は、周囲の人々を不快にさせていた。
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公共の場で傍若無人に振る舞うことは、社会人として許されない。
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いくら偉い人でも、傍若無人な態度をとれば尊敬は得られないだろう。
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