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布張り

ぬのばり
名詞名詞-の形容詞
1
標準
cloth-covered
文例 · 用例
その上から紫|扱帯の古ぼけたのが一すじ、グルグルと巻き付けてあるきりであったが、そのふくらんだ自分の胸に取り縋るように、両方の掌をシッカリと押し当てて、素足のまま寝床を降りると、スラスラと畳の上を渡って、芭蕉布張りの襖に手をかけた。
夢野久作 復讐 青空文庫
この部屋の隅には、この家を建てた者が、住むだら仏壇にでも仕様と思つたらしい左右に開く布張りの扉がついた袋戸棚のやうな場所があつた。
牧野信一 村のストア派 青空文庫
一寸見ると青年団員か何かかと思われるカーキ色ずくめのその若い男は、汽車が古河という小さい駅に停った時、どうしたわけかグズグズに繩のゆるんだ白布張りの行李を自分でかついで乗り込んで来た。
宮本百合子 東京へ近づく一時間 青空文庫
そうして事務室の隅から隅へずしずしと足早に歩き廻って、探るような眼つきで書類のはいった古戸棚や油布張りの椅子をじろじろ眺めたり、時には護送人の方をちらりと見たりする。
КРАСНЫЙ ЦВЕТОК 紅い花 青空文庫
それから約束通り噴水の横でチイ嬢に会って、演芸館の裏で夜間出勤のサンドウィチマンを二人買収して、チイ嬢と二人で薄い布張りの四角い箱の中に這入って、入口の看守にテケツだけ見せて会場を抜け出しました。
夢の久作(夢野久作) 人間腸詰 青空文庫
黒油布張りの扉を開けるなり入ったナースチャは、首をのばし、「ヘーイ、シューロチカ!
宮本百合子 赤い貨車 青空文庫
濃茶色の布張りのソファにかけて、瑛子はその時も上気して、肌理の濃やかさの一層匂うように美しい風で喋っていた。
宮本百合子 海流 青空文庫
壁ぎはに立てた大きな薬戸棚、油布張りの固い患者用の寝椅子、青いビロードのふつくり盛り上つた廻転椅子、縁枠を白く塗つた医療器具棚の中には真新しいメスや鋏、鉗子などがぴかぴか光つて、大事さうに並べてあつた。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
作例 · 標準
豪華な布張りのソファがリビングに置かれている。
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この椅子の座面は布張りだ。
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布張りの壁は、部屋を暖かく見せる効果がある。
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