病弊
びょうへい
名詞
標準
evil influence
文例 · 用例
この情態が面白からぬことを気付く頃に現れる次の現象は、凡そ私に分る所を以てすれば、心理的に病弊を究明しはじめることであらう。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
おお、世の中にありとあらゆる障碍よ、災危よ、危険よ、病弊よ、欠陥よ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
哀れな現代の学生の病弊だろうか。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
現代の戦争が資本主義そのものの病弊であるとき、その原因が合理的にとりのぞかれないで、どうして本当の平和があり得ましょう。
— ――今こそ婦人の統一を―― 『求め得られる幸福』 青空文庫
* 現代の病弊の一つに、神経衰弱がある。
— 豊島与志雄 『意欲の窒息』 青空文庫
* 生活衰弱も、近代の病弊の一つである。
— 豊島与志雄 『意欲の窒息』 青空文庫
病弊は作者の態度そのものにある。
— 豊島与志雄 『現代小説展望』 青空文庫
「オマタギ」の情景などはつまらないというならば、それまでのことであるが、然し、プロレタリア・レアリズムは、観念にのみ訴える説明の病弊を救わんがために説かれたものではなかったか。
— 豊島与志雄 『現代小説展望』 青空文庫
作例 · 標準
現代社会の病弊として、孤独死の問題が指摘されている。
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その政治家の汚職は、社会の病弊を露呈させた。
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組織の病弊を根本から解決する必要がある。
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