分け前
わけまえ
名詞頻度ランク #35796 · 青空 159 例
標準
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文例 · 用例
彼の著者の翻訳者には印税のかなりな分け前を要求して来るというような噂も聞いた。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
大吉立ち止って前方凝ッと見て居たが、半次の方振り向いて、T「喧嘩らしい」 ズカズカと走って、 群集掻き分け前へ出て、 立ち廻りして居る武士達の中へ進み出て、 一人の方の武士を背後にかばって仁王立ち。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
そうして、惨忍な掠奪の分け前として、グラニッチ老人がくれる一時間四|仙の増給を受け取ってもいいものであろうか。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
彼女は松島と同じ家中の士族の家に産まれ、松島の従兄に嫁いだとき、容色もよくなかったところから、相当の分け前を父からもらい、良人が死んでから、株券や家作や何かのその遺産と合流し、一人娘と春日町あたりに、花を生けたり、お茶を立てたり、俳句をひねったりして、長閑に暮らしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
自分は決して自己の所有権を主張して、遺族らの発掘を拒んだり、あるいはその掘出し物の分け前を貰おうとしたりするような慾心を持たない。
— 岡本綺堂 『穴』 青空文庫
もちろん、分け前はさし上げるつもりなんですが。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
行方を晦ましたのは策戦や、養子に蝶子と別れたと見せかけて金を取る肚やった、親爺が死ねば当然遺産の分け前に与らねば損や、そう思て、わざと葬式にも呼ばなかったと言った。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
貰ふべき財産の分け前は、圭介の素振りがをかしくなつた時、寿枝は取つて置いたのである。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
作例 · 標準
宝くじで当たったお金は、家族で公平に分け前をもらった。
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このプロジェクトの成功は、チームメンバー全員の分け前だ。
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「長老がまず先に分け前を受け取り、その後、若い者たちに分配された。」
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