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扁桃

へんとう
名詞
1
標準
almond
文例 · 用例
少なくも、むやみに扁桃腺を抜きたがる医者は今でもいくらもいるであろう。
寺田寅彦 藤棚の陰から 青空文庫
お父さまとお母さまの煙突からは、あんなに沢山煙が出ているのに……) 彼女は七つの秋、扁桃腺炎を患って二階の窓の傍に寝かされた時、はじめてその不思議を発見した。
渡辺温 赤い煙突 青空文庫
扁桃腺でそんなに酷くなるなんて可笑しいね。
徳田秋声 縮図 青空文庫
銀子も暮から春へかけて、感冒にかかり扁桃腺を脹らして寝たり起きたりしていたが、親爺の親切な介抱にも彼女の憎悪は募り、ある晩わざと家をぬけ出して、ふらふらと栗栖の家の前まで来た。
徳田秋声 縮図 青空文庫
煤がふります、桃いろの扁桃腺に、肺の腑に。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
ほんとに内気で紳士らしい方、声だって細くて、若いときに扁桃炎で腺が腫れ上がったらしくて、そのせいで喉が弱くなったとか。
A CASE OF IDENTITY 同一事件 青空文庫
扁桃腺が腫れ熱がかなり高かつた。
島木健作 第一義の道 青空文庫
凡て女の声帯は細いのに呂昇のは男と同じ程度に大きく、咽喉もよく発達してゐるが、扁桃腺が非常に肥つて、どんなに贔屓目に見ても健全な咽喉とは言ひ兼ねたさうだ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
今年のバレンタインデーには、炒った扁桃をキャラメルでコーティングし、さらにビターチョコレートで包んだ手作りのお菓子を贈った。
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ケーキ屋のショーケースに並んだタルトの上には、香ばしくローストされたスライス状の扁桃がたっぷりと散りばめられていた。
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最近は健康志向が高まり、牛乳の代わりに扁桃から作られたアーモンドミルクをコーヒーに入れて飲む人が増えている。
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2
標準
tonsil
作例 · 標準
子供の頃から風邪をひくとすぐに扁桃が赤く腫れ上がり、つばを飲み込むのさえ辛い痛みに悩まされてきた。
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耳鼻咽喉科の医師は、ライトで私の喉の奥を照らし、「左右の扁桃がかなり大きくなっていますね」と診断した。
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毎年のように扁桃が化膿して高熱を出すため、医師の勧めで大人になってから切除手術を受ける決心をした。
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ウィキペディア

扁桃(へんとう)は、二次リンパ器官に分類されるリンパ上皮性器官である。従来は扁桃腺(へんとうせん)と呼ばれていたが、真の意味では腺ではないため扁桃に改められた。

出典: 扁桃 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0