話し甲斐
はなしがい
名詞
標準
worth in speaking (to someone)
文例 · 用例
しかし、そのつき合いに対しても、一葉は一面に男の人たちはよろずにおおらかで、話し甲斐もありと見ゆれど「それもさるものにて、いさゝかやましきことそはぬにしもあらず」という気持をもっている。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
そんなら尚の事、話し甲斐があるんだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
この有様を見てポルトガル人たちは非常に感動し、世界を廻っていろいろ珍らしいことを見たが、今日見たことほど話し甲斐のあるものはない、と云った。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
妻が亡くなってから、当然あとのはなしがいろいろ出た。
— 山本周五郎 『寒橋』 青空文庫
四十面相や部下のものには、よくなれているので、はなしがいにしてあるのです。
— 江戸川乱歩 『奇面城の秘密』 青空文庫
もう他から結婚のはなしがいろいろ持込まれるのであった。
— 太閤夫人 『日本名婦伝』 青空文庫