鼻を明かす
はなをあかす
表現動詞-五段-サ行
標準
to outwit
文例 · 用例
ぼくは最初彼が石油を取り出した時は、恐らく彼はその朝ぼくが彼女を嫌いだと言った言葉や、その後のぼくの彼女への態度から考えて、あるいはぼくが彼の肩をもって彼女の迷信だという説に反対して石油をのむかも知れないと思い、彼女の鼻を明かす積りで買って来たのだろうと思った。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
何か一やま当てて、あの女の鼻を明かすような働きがしてみたいが、どうも足掻きがつかない。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
悪者は俺の鼻を明かすつもりでお品さんをさらったんだ」 平次は今さら口惜しがりますが、どうすることも出来ません。
— 江戸阿呆宮 『銭形平次捕物控』 青空文庫
利助兄哥が此間嫌な事を言つて居りましたから、私の鼻を明かすつもりでそれ位の事はやり兼ねません」「さうか」 と言つたが、笹野新三郎は何方の肩も持つやうな事も言ひません。
— 振袖源太 『錢形平次捕物控』 青空文庫
利助|兄哥がこの間嫌な事を言っておりましたから、私の鼻を明かすつもりでそれくらいの事はやり兼ねません」「そうか」 と言ったが、笹野新三郎はどっちの肩を持つような事も言いません。
— 振袖源太 『銭形平次捕物控』 青空文庫
三輪の万七の鼻を明かすつもりは毛頭なかったのですが。
— 雪の精 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「ともかく、あの夫人の鼻を明かすというのは、私も大賛成だね。
— 橘外男 『陰獣トリステサ』 青空文庫
第一着手として会社の格式で東金君の鼻を明かす積りだったが、試験の日に出頭したら、東金君と顔を合せたのは実に意外だった。
— 佐々木邦 『村一番早慶戦』 青空文庫
作例 · 標準
彼の鋭い指摘に、誰もが鼻を明かされた気分だった。
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まさかこんな簡単な手品に、まんまと鼻を明かされるとはね。
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「ふっ、今に見とけ。必ずあいつの鼻を明かしてやるからな」と彼は心に誓った。
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