公衙
こうが
名詞
標準
government office
文例 · 用例
破甲弾の投下準備は既に完了しあり」「貴官は東京湾上より北上して、まず品川駅を爆撃したる後、丸の内附近より上野駅附近にわたる間に存在する主要|官公衙その他重要建造物を爆撃し、東京市東側地区の上空に進出すべし。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
我我は友人の私宅を訪ふことは好きだが、官公衙や大会社の廊下と階上とを昇り降りして執務中の人を訪問することは、その打解け難い寒い気持が嫌ひである。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
その父もしくは叔父の如き、公衙より帰れば、直ちに袴を脱して、田圃に耕耨す。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
ロンドンの大火災は一六六六年のできごとであるが、この頃にレンはオックスフォード大学の天文学教授であったけれども、ロンドンの復興工事のために建築技師として活躍し、セント・ポール寺院を初めとして五十個以上の寺院や官公衙、大建築物などの再建に尽力したのであった。
— 三上義夫 『芸術と数学及び科学』 青空文庫
嫁にいこうがどうしようが、民子は依然民子で、僕が民子を思う心に寸分の変りない様に民子にも決して変りない様に思われて、その観念は殆ど大石の上に坐して居る様で毛の先ほどの危惧心もない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
僕は民子が嫁にゆこうがゆくまいが、ただ民子に逢いさえせばよいのだ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
むこうが若い美しい行者で、こっちが権十郎息子というんですからね」と、源次も笑った。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
巧妙にできた、かなり広い洞窟であるが、それがいま、オトギバナシの「桃太郎」の鬼が住んでいたところだと云われて、その島をも鬼ガ島と名づけ、遊覧者を引こうがための好奇心をそゝっている。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
作例 · 標準
役人は公衙に登庁すると、まず前日に届いた書簡の整理から仕事を始めた。
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訴えを起こすために、村の代表者がはるばる遠方の公衙まで足を運んだ。
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公衙の門前には、朝早くから陳情を希望する人々が集まっている。
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