奉公人
ほうこうにん
名詞
標準
servant
文例 · 用例
今日だけの休暇を楽しむ、可憐な奉公人の子供は、何の夢を見ていることやら、と言う意味である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
所謂奉公人仲間の群に投じた。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
両親があんなことになりさえせねば、奉公人とまでなるのではない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
三 Kのをぢさんは音羽の堺屋へ出向いて、女の奉公人の出入帳を調べた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
代々の出入先であるから、堺屋から小幡の屋敷へ入れた奉公人の名前はことごとく帳面に記されてある筈であつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
「なにか、弟子のような者でもいるのか」「五十ばかりの男と、十五六になる小娘と、ほかに台所働きのような女が二人いるそうですが、台所働きはこのごろ雇った山出しの奉公人で、祈祷の方のことは一切その男と小娘とが引き受けてやっているんだそうです」 多吉の報告はそれだけであった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
伊勢屋の主人は五年まえに世を去って、今では後家のお豊がひとり息子の後見役でこの大きな店を踏まえているのであるから、彼女が飽くまで行者を信仰して、わが子の祈祷になんの故障もない限りは、ほかの奉公人どもが強いてそれをさえぎるわけには行かなかった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
人間外れたシコ溜め屋の奉公人とおなじ事じゃ」「しかし、ほかに気の向く仕事もないけにのう」「あんたはホンニ目明に生まれ付いた人じゃろう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
旦那様の屋敷には、庭師や女中など多くの奉公人がそれぞれの役割をこなしていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は奉公人でありながら、主人の信頼を得て帳場を任されるまでになった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
かつての奉公人たちが集まり、亡くなった主人の法要で思い出話を語り合った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview