悪狐
あっこ
名詞
標準
bad fox
文例 · 用例
そして振られ抜いたあげく、これではならぬとやむをえず今度は一つ悪狐を退治して名を揚げようと野原へ出た。
— 林不忘 『仇討たれ戯作』 青空文庫
染屋の悪狐にでも憑かれているようです。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
「おっちゃんあっこ、おっちゃんあっこ、はんぶんはんぶん」 といいつついきなり父に取りつく。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
奈々子が菓子ほしい時に、父は必ずだっこしろ、だっこすれば菓子やるというために、菓子のほしい時彼はあっこあっこと叫んで父の膝に乗るのである。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
四歳のお児はがっこといい、三歳の奈々子はあっこという。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
おんもといい、あっこといい、おっちゃんといったその悲しい声は永遠に父の耳を離れてしまった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
おっちゃんにあっこ、おっちゃんにおんも、おっちゃんがえい、お児ちゃんのかんこ、お児ちゃんのかんこがえいと声がするかと思うほどに耳にある彼の子の言葉を、口にいいさえすればすぐ涙は流れる。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
「あっこの木のてっぺんに、とんびがとまったもんだん、大砲を一発うっただげや。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、悪狐について考えています。
我が社の悪狐戦略は重要です。
悪狐の原理は複雑である。
悪狐という言葉が頭から離れない。