脳漿
のうしょう
名詞
標準
spinal fluid
文例 · 用例
父親の牛九郎の方は仰臥けしたまま、禿上った前額部の眉の上を横筋違いに耳の近くまでザックリと割られて、鶏の内臓みたような脳漿がハミ出している。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
難波にては豊公の余威全く民衆の脳漿を離れずして、徳川氏の武威深く其精神に貫かず。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
そうして東の瑞泉寺山に涌出した脳漿形の積雲と、雷鳴をこめた積乱雲との層が見る見る黄金色の光度を強めて今にも爆裂しそうに蒸し返すと、また南の葉桜の土手の空にもむくりむくりと同じ色と形の入道雲が噴きあがっていた。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
いかにして国運を恢復せんか、いかにして敗戦の大損害を償わんか、これこの時にあたりデンマークの愛国者がその脳漿を絞って考えし問題でありました。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
古今の英雄の詩、美人の歌、聖賢の経典、碩儒の大著、人間の貴い脳漿を迸ばらした十万巻の書冊が一片業火に亡びて焦土となったを知らず顔に、渠等はバッカスの祭りの祝酒に酔うが如くに笑い興じていた。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
さうして東の瑞泉寺山に涌き出した脳漿形の積雲と、雷鳴をこめた積乱雲との層が見る見る黄金色の光度を強めて今にも爆裂しさうに蒸し返すと、また南の葉桜の土手の空にもむくりむくりと同じ色と形の入道雲が噴き騰つてゐた。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
私は死物狂になって脳漿をしぼりました。
— 浜尾四郎 『悪魔の弟子』 青空文庫
……鳶尾根末、亜鉛華、麝香草、羊脂、魚膠、雷丸油、疱瘡で死んだ嬰児の脳漿、それを練り合わせた塗抹剤……お着けすることに致しましょう」 髪を梳る音がした。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
作例 · 標準
髄膜炎の診断のために、脳漿検査が行われた。
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彼は脊髄に異常があるため、脳漿の循環に問題が生じている。
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脳漿は、脳と脊髄を保護する重要な役割を担っている。
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標準
brains
作例 · 標準
昔のSF映画では、エイリアンが人間の脳漿を吸い取るシーンがあった。
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解剖学の授業で、ホルマリン漬けの脳漿を観察した。
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科学者は、病気で損傷した脳漿の再生について研究している。
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