水の性
みずのせい
名詞
標準
properties of water
文例 · 用例
このように水のつめたいこと、しめすこと下に行こうとすることは水の性質なのだ。
— 宮沢賢治 『学者アラムハラドの見た着物』 青空文庫
もうすこしすると「騰波鼓浪の節に入り、ここに至つて水の性消え即ち茶を煮べき」湯候なのである。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
水の性のものは土を離れてはいけません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
水の性のものはそれ自体、無性格です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「蝶子さん、あなたは無性格な水の性、土によってのみ性格を規定されます」と。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしは安宅先生が指摘したように水の性とみえて、未だ嘗て、まともに他の女と闘った覚えはありませんでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
水を動かすのは水の性に従うのである、人を支配するのは人の性に従うのである、自分を支配するのは自分の性に従うのである、我々の意志が客観的となるだけそれだけ有力となるのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
元々切支丹の韜晦といふ世渡りの手段に始めた参禅だつたが、之が又、如水の性に合つてゐた。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
高きから低きへと流れる水の性は、逆らおうとしても逆らえない自然の摂理だ。
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器によって形を変える水の性のように、柔軟な思考を持ちたいものだ。
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彼女は水の性を持っているのか、どんな環境にもすぐ馴染んでしまう。
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