真柏
しんぱく異読 シンパク
名詞
標準
Chinese juniper (Juniperus chinensis)
文例 · 用例
高根薔薇の艶麗、高根|撫子の可憐、黄花石楠の清楚に加えて、伊吹麝香草、車百合、千島桔梗などが現われ、少し岩の露出した所には、姿のいい真柏や唐松などが生えている。
— 木暮理太郎 『北岳と朝日岳』 青空文庫
見る通りの岩山なので、植木屋が真柏を採りによく登るということを後に聞いた。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
千八百米附近から伊吹麝香草、深山茴香、大葉黄菫、高根薔薇、姫石楠、四葉塩竈、高根撫子、深山沙参、白根人参、真柏などがつぎつぎと目に入る、立派なお花畑である。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
真柏と偃松とが岩から岩へと深緑の枝を伸して匐い蔓っている。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
小高大高間の山稜も陣竹と白檜の林とが入り交っているようであるが、大高の円錐状をなした斜面は、至仏山のと同じ色の岩の堆積で、所々に一団の偃松か真柏らしいものが生えている。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
「――知らん」「はて何だろう、――こうっと、ああ分った、これは御自慢の真柏です、今度は当りましたろう」「それがどうした」「してみると拙者にも植木の一つや二つは、満更分らぬ事もないと云う訳ですな、はっはっは、――時に、真柏で思い出しましたが、瀬沼老ひどく口惜しがっていましたよ伯父上」「――何を?
— 山本周五郎 『嫁取り二代記』 青空文庫
……」「残念だが牧屋には敵わぬ、わしも真柏では苦心をしたが、とても牧屋ほど立派な花は咲かされぬと」「馬鹿野郎!
— 山本周五郎 『嫁取り二代記』 青空文庫
」 勘兵衛は喚いた、「誰がどう苦心をしようと真柏に花が咲くか」「そ、それは不思議……」「貴様の方がよっぽど不思議だ。
— 山本周五郎 『嫁取り二代記』 青空文庫
作例 · 標準
盆栽園には、樹齢数百年の見事な真柏が展示されていた。
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真柏は、日本の庭園によく用いられる常緑樹の一つだ。
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彼は趣味で真柏の盆栽を育てており、その手入れには余念がない。
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