晩熟
ばんじゅく
名詞名詞-の形容詞形容動詞
標準
late ripening
文例 · 用例
所がヴァニティの方が魂のことの方より少しゝか先に進まなかつたので、そして両方大きかつたので、或時期に至つて魂のことの方が先になつたのです、晩熟しました。
— 中原中也 『小林秀雄小論』 青空文庫
そしてその柿にも早熟と晩熟とがある。
— 田山録弥 『中秋の頃』 青空文庫
その晩も、それほど気分が悪くなかつたけれど、一晩熟睡すると、翌朝はまた何のこともなかつた。
— 徳田秋聲 『折鞄』 青空文庫
妙なことで自慢をするようであるが、私などは、読書には、きわめて晩熟であった。
— 中谷宇吉郎 『私の読書遍歴』 青空文庫
お竹の持っている「女の美」が、恐ろしく晩熟で、二十一歳になってようやく「処女性」を完成したのかも知れません。
— お竹大日如来 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
作例 · 標準
晩熟の果物は、ゆっくりと甘みを蓄え、美味しくなる。
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彼は晩熟の才能を持つ画家で、晩年になってようやく評価された。
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この種類のブドウは晩熟で、収穫は秋の終わり頃だ。
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