六段
ろくだん
名詞
標準
sixth dan (in martial arts, go, shogi, etc.)
文例 · 用例
サ、タ、ナ、ラの四行は六段で、ア行とヤ行が五段、ワ行が四段となります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
勝負事を否定する(第百十一段)かと思うと、双六の上手の言葉を引いて(第百十段)修身治国の道を説いたり、ばくち打の秘訣(第百二十六段)を引いて物事には機会と汐時を見るべきを教えている。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
「ほんとうに啖い殺したのかしら、鉄砲疵には似たれども、まさしく刀でえぐった疵、とんだ六段目じゃあねえかな」「さあ」と、庄太も少し考えていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
二段ずつ飛ぶこともあり五六段ずつ飛び上がるときもある。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
その間にけばけばしい色彩で壁に淫靡な裸体女と踏み躙られた黒人を描いて、思わせ振りな暗い入口が五六段の階段の上についている|食しんぼう小屋のようなものが混っている。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
丁ど瞳を離して、あとへ一歩振向いた處が、川の瀬の曲角で、やゝ高い向岸の、崖の家の裏口から、巖を削れる状の石段五六段を下りた汀に、洗濯ものをして居た娘が、恰もほつれ毛を掻くとて、すんなりと上げた眞白な腕の空ざまなのが睫毛を掠めたのである。
— 泉鏡花 『城崎を憶ふ』 青空文庫
五六段階子を残して、女中が廊下の高い処へ顔を出して、『まだ、お帰り遊ばしません。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
一時は将棋盤の八十一の桝も坂田には狭すぎる、といわれるほど天衣無縫の棋力を喧伝されていた坂田も、現在の棋界の標準では、六段か七段ぐらいの棋力しかなく、天才的棋師として後世に記憶される人とも思えない。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
作例 · 標準
長年の厳しい稽古の末、彼はついに剣道で六段に昇段した。
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彼女は囲碁の女流棋士で、実力は六段と評されている。
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将棋のプロを目指す彼は、まずアマチュア六段になることを目標にしている。
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