落とし穴
おとしあな
名詞頻度ランク #14217 · 青空 38 例
標準
pitfall
文例 · 用例
およそこの六言六蔽の聖人の訓えは、学問を好まない者が墜ち入る落とし穴を示して、一々的中する。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
あるいは彼等がそこで密会することを知って、何者かがいたずら半分にそんな落とし穴を作って置いたのであろうか。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
和泉屋に成功し、若狭屋に失敗した賊は、さらに転じて近所の宇田川町桐山という薬種屋へ向かうと、ここには落とし穴が設けられていた。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
条件の付いた法的な契約は単純な者の落とし穴となる。
— RED BRIDAL 『赤い婚礼』 青空文庫
へたに先走ってパソコン部隊を独立させ、一人歩きしたとたんに落とし穴にでもはまったら責任の取りようがない。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
「おい河合、どうしたらいい」 山木に呼ばれた河合は、落とし穴へもぐりこんで車体をしらべていた。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
「おい、けがをしなかったか」「ぼくは大丈夫、君はどうだ」「ぼくは腰の骨をいやというほど打って、涙が出たよ、ぼくたちは、落とし穴へ落ちたんだね」「そうらしい、やっぱり時計屋敷はすごいところだね」「早く穴から出ようじゃないか」「いや、だめだ。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
「ああ、そうか、で、誰が落とし穴を用意したというの」「ぼくらの敵だよ」「時計屋敷の幽霊のことをいっているの」「幽霊だか何だか知らないけど、とにかく時計屋敷に住んでいる怪しい奴が、ぼくたちの敵さ」 幽霊をはじめから信じない常識家の五井がそういった。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
落とし穴(おとしあな)は、罠の一種である。陥穽(かんせい)とも言う。地面に穴を掘ってそれを隠蔽し、穴の上を通ろうとする動物を落とそうとするものである。その有り様から転じて、他者を陥れる策略なども「落とし穴」「陥穽」と呼ぶ。
出典: 落とし穴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0