足を速める
あしをはやめる
表現動詞-一段
標準
to quicken one's pace (steps)
文例 · 用例
手に入れたものを担いで帰る足を速める。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
難破船らしい船影を認めたとか、或いは漂流貨物、非常時に船足を速めるために、犠牲に投げ棄てる所謂打荷の破片――そういった、難船につきものの手懸りも、何一つ発見されない。
— 牧逸馬 『沈黙の水平線』 青空文庫
ところが、かうして一緒に外へ出てみると、うつかり自分が足を速めると、慌てて、小走りに追ひ縋つて来て、「待つてえ」と甘へた口調で上着の端を引張るやうな仕種をしてみせるなど、人懐つこいところがだんだん見えて来て、弘は、時折、くすぐられるやうな快感を感じることがあつた。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
隼人は彼女が短気なのを思い出し、もう少し順序立ててのことを説明すべきだったと後悔しつつも、すぐに二人の関係は取り戻せるという自信が足を速めるのを覚えた。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
作例 · 標準
終電まであとわずかだと気づき、彼は足を速めてホームへ急いだ。
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雨が降り出したので傘もなく、彼女は足を速めて駅まで走った。
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日が暮れかけてきたため、登山者たちは足を速めて山小屋を目指した。
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