敗軍
はいぐん
名詞
標準
defeat
文例 · 用例
敗軍の將は語らず、といふ言葉がある。
— 太宰治 『春夫と旅行できなかつた話』 青空文庫
猪口は唇へ点けるくらいに過ぎますまい、朝顔の花を噛むように、」「敗軍の鬱憤ばらしに、そのくらいな事は言っても可いのね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
さすが千古の英雄ナポレオン一世も、この戰ひの敗軍によりまして、遠くセントヘレナの孤島に幽囚の身となりました。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
世が世なら、いや、敗軍の将、愚痴は申さぬ。
— 太宰治 『失敗園』 青空文庫
まして敗軍の将士が他領を通過しようという時などは、恩も仇もある訳は無い無関係の将士に対して、民衆は剽盗的の行為に出ずることさえある。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
遠く源平時代より其証左は歴々と存していて、特に足利氏中世頃から敗軍の将士の末路は大抵土民の為に最後の血を瀝尽させられている。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
そこで敗軍した大将だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
かくては、一城の姫か、うつくしい腰元の――敗軍には違いない――落人となって、辻堂にった伝説を目のあたり、見るものの目に、幽窈、玄麗の趣があって、娑婆近い事のようには思われぬ。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
作例 · 標準
敗軍の将は、静かに自身の責任を認めた。
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彼の顔には、敗軍の兵士のような疲労の色が浮かんでいた。
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どんなに苦しい敗軍の状況でも、次への希望を失ってはならない。
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標準
defeated army
作例 · 標準
敵の猛攻により、我が軍は敗軍となり、撤退を余儀なくされた。
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敗軍は傷つき、疲弊しながらも、故郷への帰還を目指した。
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歴史書には、敗軍の悲惨な様子が克明に記されている。
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