負け軍
まけいくさ
名詞
標準
文例 · 用例
万一負け軍とでもなった場合には、自衛行動をも執らなければならない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
長の籠城、しかも、今日明日という負け軍に、貴様、気でも狂ったのか。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
片側の避難民一同、「負け軍に頑張るのは無意味だ。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
つまり、御自身がここに赴かれるならば、世の人は必ず、「父王の救援がなかったなら散々の負け軍になったであろう」と言って、その大勝利をただただ王のせいにしてしまうであろうと思われたからである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
(ルカヌス) (c)だからファラックスは、マンティネア人との戦いに勝ったラケダイモン王を押しとどめて、負け軍から無傷で逃げかえる多数のアルゴス人をあえて追撃させなかった。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
残念ながら味方が負けいくさかと田村麻呂も歯ぎしりをしてくやしがりました。
— 楠山正雄 『田村将軍』 青空文庫
負けいくさの戦争は全く小気味がいゝほど現実に幻想的だ。
— 坂口安吾 『わが戦争に対処せる工夫の数々』 青空文庫
負けいくさのためじゃありません。
— 三好十郎 『廃墟(一幕)』 青空文庫