密航
みっこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #35593 · 青空 54 例
標準
stowing away
文例 · 用例
コローの絵を想い出させるようなフランスの田舎の幻像がスクリーンの上を流れて行く、老人と子供が雪夜の石段を下りて来る図や、密航船の荷倉で人参をかじる図なども純粋に挿画的である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(5)』 青空文庫
そして、船長などというのもいかがわしいのが多く、これらの船員と結託しては密航婦を、シンガポーアだとか、ホンコンだとか、またはアントワープだとかの遠方までも、大仕掛けで輸送したものだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
その運賃は高率であって、それに食費は向こう持ちであって、おまけに船員が航海中最も悩むところの性欲に対して、密航婦を積む以上、好都合なことはなかった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
密航婦はどんな状態でも、我慢しなければならなかった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
それは、密航婦を船長とボースンとが共謀で、チエンロッカーの中に隠したのであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ところが、ホンコン入港の時に、密航婦を、フォーアピークへ移しかえることを忘れなかったボースンは、何と考え違いしたものか、大切のシンガポーアで、有頂天になり過ぎていて、密航婦を、チエンロッカーから出すことを忘れてしまった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
鎖の各片、人肉の各片、骨の各片、蓆の破片ともつれつ、くんずして、チエンホールから、あるいは虚空へ、あるいは鎖と共に海へ、十三人の密航婦を分解、粉砕して、はね飛ばしてしまった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
どうせそうすれば、あのロケット機に乗って地球から逃げ出す奴がいるに違いないから、前もってあの機中に潜伏していて、密航するというわけだ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
作例 · 標準
貧しい国から、より良い生活を求めて密航する人がいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は貨物船に密航して、異国の地を目指した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
密航は違法行為であり、危険を伴う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
密航(みっこう)とは、正規の出入国手続きを経ずに航空機や貨物船に紛れ込み他国に渡航をすること、あるいは渡航先の上陸資格を持たない船に乗船するなどして渡航することを指す。
出典: 密航 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0