優柔
ゆうじゅう
形容動詞名詞
標準
indecisive
文例 · 用例
「なるほどなア、シヤツキリしろよ、シヤツキリ――かア」 私も女房に別れてより茲に五年、また欲しくなることもあるが、しかし女房がゐれば、こんなに呑気に暮すことは六ヶ敷からうと思ふと、優柔不断になつてしまふ。
— 中原中也 『散歩生活』 青空文庫
サの字が無ければ、今夜も優柔しく、と言えば体裁が可い、指を銜えて引込もうと、屹と思って熟と視ると、波打つ胸の切符に寄せる、夕日に赤い渚を切って、千鳥が飛ぶように、サの字が見えた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
国民皆|堕落、優柔|淫奔になっとるから、夜分なあ、暗い中へ足を突込んで見い。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 で、優柔しく頬被りを取った顔を、と見ると迷惑どころかい、目鼻立ちのきりりとした、細面の、瞼に窶は見えるけれども、目の清らかな、眉の濃い、二十八九の人品な兄哥である。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
君もご存じのように、ハムレット王家の血の中には、優柔不断な、弱い気質が流れて居ります。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
例の優柔不断の気持から、「うん」と答えてしまった。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
僕の優柔不断を見抜いているのだ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
その御性格には優柔不断なところが少しもなく、こはいくらゐに真面目に正確に御処置なさつてしまふのでございます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
彼は優柔な性格のため、なかなか決断ができない。
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会議では、優柔な態度をとっていると、周りに迷惑をかけることになる。
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優柔なままではチャンスを逃してしまう。
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