虚無党
きょむとう
名詞
標準
the Nihilists
文例 · 用例
その外にも二葉亭を頼って来た露国の虚無党亡命客が二、三人あった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
二葉亭はかつてヘルチェンやビェリンスキーに傾倒して虚無党思想についての多少の興味をも持っていたから、帝国主義を懐抱して日本の膨脹を夢見つつも頭の隅の何処かで渠らと契合していたかも知れぬが、それ以外に渠らを利用して国際的芝居を一と幕出そうとする野心が内々あったらしい。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
二 裁判官は人類の滅亡も人道の破壊も考へない虚無党以上の犯罪だと云つて卓を叩いて怒りましたの。
— 原田皐月 『獄中の女より男に』 青空文庫
法官は虚無党以上の危険思想だと云ひました。
— 原田皐月 『獄中の女より男に』 青空文庫
虚無党殉教者の名が万人の唇に上つた。
— 伊藤野枝 『乞食の名誉』 青空文庫
露西亜では虚無党が爆裂弾を投げている。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
このサルトルは虚無党でもなく、木石でもない。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
もしこれを疑う人あらば請う北海の朔風に櫛り、寒山の氷雪に浴し、鉄鎖に繋がれてシベリアの採鉱場に苦役する虚無党の罪人に向かってこれを問え。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
作例 · 標準
19世紀ロシアでは、急進的な改革を目指す虚無党が活動していた。
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虚無党のテロ活動は、当時の社会に大きな衝撃を与えた。
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文学作品で、虚無党の思想に影響を受けた若者たちの姿が描かれている。
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