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知慮

ちりょ
名詞
1
標準
foresight
文例 · 用例
水が湯となり氷となるが、人生の事情の多端錯雑、変幻極まりなきに比べてはるかに簡単であり、したがつて物に接するは、事に処するよりも単純であるが、それでも本当に物に接するといふことに徹底するには、大分の知慮分別と、鍛練修業を必要とする。
幸田露伴 些細なやうで重大な事 青空文庫
恥と知慮とを棄てたるや?
ILIAS イーリアス 青空文庫
知慮を※らすクロニオーン、 600燃え出す舟の猛焔を眺めんとして斯く待てり。
ILIAS イーリアス 青空文庫
復密奏して曰く、燕王は智慮人に過ぐ、而して其の拠る所の北平は、形勝の地にして、士馬精強に、金元の由って興るところなり、今|宜しく封を南昌に徒したもうべし。
幸田露伴 運命 青空文庫
若し其説が真実であるとすれば、忠興が固辞したということは、忠興の智慮が中々深くて、能く己を知り彼を知って居たということを大に揚げるべきで、忠興の人物を一段と立派にはするが、秀吉に取っては第一には其の眼力が心細く思われるのであり、第二に辞退されて、ああ然様か、と済ませたことが下らなく思われるのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
将門が国庁の記録に事実をとゞめ、四方に実際を知らしめたのは、為し得て男らしく立派に智慮もあり威勢もあることであつた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
それは世上の成功者は、皆自己の意志や、智慮や、勤勉や、仁徳の力によつて自己の好結果を收め得たことを信じて居り、そして失敗者は皆自己の罪では無いが、運命の然らしめたが爲に失敗の苦境に陷つたことを歎じて居るといふ事實である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
張る氣は人の學才能智慮を擴大すること、猶膂力意氣を擴大するがごとくで有るから、智光愈張り、氣愈擴大されて、其の人は自ら意識せずに、自己の最高能力を發揮する。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
彼は知慮に富んだ人物で、常に先を見通していた。
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知慮ある判断が、会社の危機を救った。
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リーダーには、将来を見据える知慮が求められる。
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