落伍
らくご
名詞動詞-サ変
標準
straggling
文例 · 用例
しかし、この矛盾に堪えぬものは現代の落伍者である。
— ――歪んだポーズ 『時代色』 青空文庫
落伍者だと云つて世人から冷罵を浴びせかけられて居る人があるが、俺もその落伍者になつて居るらしい。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
大家とか先輩とか云ふことは、俺の様な落伍者を葬る誄詞なんだ。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
日本には、いま、ビールどころか、米も芋も食べられない人間がどれだけいるか知っていますか」「知ってるわよ」「知っていて、よくビールが、しかも白昼女だてらに飲めますね」「だって、その人達は結局落伍者じゃないの。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
いつの時代にも落伍者はいるわよ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
生活能力のない落伍者のことまであたしたちはいちいち考えなくちゃいけないの」「みんな同じ日本人じゃないか」「だって……」 と、宮子は鶴雄のむきになるのが面白いらしく、「――ひとのことは放って置いたらどう……?
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
一羽遅れた鳥が、落伍しまいとして、一生懸命に追ひすがつてゆくのが見られた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
国民学校の先生になるという事はもう、世の中の廃残者、失敗者、落伍者、変人、無能力者、そんなものでしか無い証拠だという事になっているんだ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
作例 · 標準
激しい吹雪の中、登山隊の一人が体力を消耗して列から落伍してしまった。
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「脱落者を出さないよう、最後尾の者は落伍しそうな者がいないか常に確認しろ」
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マラソンの先頭集団についていけず、彼は30キロ地点でついに落伍した。
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標準
falling behind the ranks
作例 · 標準
時代の変化はあまりにも速く、少しでも油断すると業界から落伍してしまう恐怖がある。
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「一度の挫折で人生から落伍したと思い込むのは、まだ早すぎるよ」
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エリート街道から落伍したことで、彼は逆に自分らしい生き方を見つけることができた。
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