巻数
かんすう異読 かんじゅ・かんず
名詞
標準
volume number
文例 · 用例
豊後の三浦魯一氏の説に(『郷土研究』二巻三号、以下この雑誌を単に『郷』と書き、巻数と頁数は数字のみ挙ぐる)蛇を川に流しこっちに首を向ければ戻って来る。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
もっともアレだけの巻数を重ねたのはやはり相当の人気があったのであろうが、極めて空疎な武勇談を反覆するのみで曲亭の作と同日に語るべきものではない。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
読者の限りない人気に引き摺られて次第に延長したので、アレほど厖大な案を立てたのでないのはその巻数の分け方を見ても明らかである。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
それでもマダ完結とならないので以下は順次に巻数を追うことにした。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
もし初めからアレだけ巻数を重ねる予定があったなら、一輯五冊と正確に定めて十輯十一輯と輯の順番を追って行くはずで、九輯の上だの下だの、更に下の上だの下の下だのと小面倒な細工をしないでも宜かったろうと思う。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
全部を二分して最初の半分が一輯より八輯まで、アトの半分が総九輯というようなコンナ馬鹿々々しい巻数附けは『八犬伝』以外には無い。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
これというのは畢竟、モウ五冊、モウ三冊と、次第にアトを引き摺られてよんどころなしに巻数を増したと見るほかはない。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
蘭軒は「巻数体裁、与元板同、世不多有、而字形陋拙、刻様※悪、蓋為坊本」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
探している漫画の巻数を間違えて買ってしまい、同じ本が二冊並んでしまった。
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背表紙に書かれた巻数がバラバラだったので、番号順に並べ替えて整理した。
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「すみません、この作品の第5巻だけ在庫がありませんか?」と店員に尋ねた。
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物語が佳境に入るにつれ、新刊が出るたびに巻数を確認しては発売日を指折り数えた。
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標準
number of volumes
作例 · 標準
この長編小説はあまりに巻数が多すぎて、本棚の一段をすべて占領している。
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「えっ、このアニメって原作は100巻を超える巻数があるの?」と友人が目を丸くした。
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百科事典の全巻を揃えたいが、その巻数と価格を考えると二の足を踏んでしまう。
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シリーズ全体の巻数を把握してから読み始めないと、途中で挫折しそうなボリュームだ。
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標準
a set number of scrolls to be read by a Buddhist monk
作例 · 標準
法要の儀式として、僧侶たちが定められた巻数の経典を次々と読み上げていく。
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一日に読経すべき巻数が決まっており、修行僧たちは夜明け前から経机に向かった。
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「ふう、ようやく今日の分の巻数を読み終えた」と若い僧が静かに息を吐いた。
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祈祷の効力を高めるため、特別な日には普段よりも多い巻数の転読が行われる。
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