買いかぶる
かいかぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to overestimate (someone)
文例 · 用例
外観だけ見て西洋を買いかぶることは、甚だ早計です。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
話のつづきで、部分的にそういう心持を告げると、佐保子は、「あなたなんか買いかぶるのよ」と、しんみり笑った。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
又、食うため云々を、素朴に買いかぶるほど稚くもありません。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
自分で自分を知らな過ぎる奴は、また途方もなく自分を買いかぶるか、そうでなければ鼻持ちもならないほど、自分を修飾したがる。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
だから、勝ちに乗じた王様の御威光や、その評判や、世間のこれに払う尊敬などまでが勘定に入る場合は、いくらか味方を買いかぶる危険がある。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
(ホラティウス)* モンテーニュはこの句に、という反語的意味をもたせて、次に「このように余りにも自分を買いかぶるから……」Cette bonne opinion que nous avons de nous とつづける。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
このように余りにも自分を買いかぶるから、何事にかけてもわれわれは空威張りがしていられるのだ!
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
だがそんな風に考えるのは、我々が余りにも自分を買いかぶるからのことだ。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫