色味
いろみ
名詞
標準
shade
文例 · 用例
多くの知識婦人に見る範疇として、彼女の容姿は瘠形で背が高く、少し黄色味のある皮膚をもった神経質の女であった。
— 萩原朔太郎 『ウォーソン夫人の黒猫』 青空文庫
そのずっと下の方に、やや黄色味を帯びた暖かそうな星があるのだが、それは風が吹いて葉が揺れるたびに、見えたり隠れたりする。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
褐色味を帯びた瞳が、青く底光る眼の中に、ぱちりと澄んで、何かうるんだような感触が、その瞳から迫り、ふと混血児のようであった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
特徴としてはどこからどう見ても、炎の石であるカーバンクルそのものなのだが、ただし色味だけが青。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
」 しばらくふらふらとし、倒れんばかりであったが、ブランデイが効いて頬に色味が戻ってきた。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
黄色味を含んだ嫩葉が爽かで且つ朗かな朝日を浴びて快い光を保ちながら蒼い空の下に、まだ猶豫うて居る周圍の林を見る。
— 長塚節 『土』 青空文庫
日のまだ落ちない内から庭を覗いて居た月が白く、軈てそれが稍黄色味を帶びて來て庭の茂つた柿の木や栗の木にほつかりと陰翳を投げた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
根が幾日もぐつしりと水に浸つてた大豆は黄色味の勝つた褐色の莢も幹も泥で汚れた樣に黒ずんで居た。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
この絵の具セットは、微妙な色味の差が表現できるのが魅力だ。
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壁の色を選ぶ際、部屋の広さや光の当たり方で色味がどう見えるか検討した。
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新しいリップの色味は、肌に馴染んでとても上品に見える。
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