加音
かおん
名詞
標準
summation tone
文例 · 用例
誰かおん身が婚儀の松明を見しものぞ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
世の中の人、誰かおん身を戀ひ慕はざらん。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
我家にはマリアの如き美しき人あるにあらねば、誰かおん身の足の彼方にのみ向くを理ならずとせん。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
怒山といふひゞきの方が、明瞭であるためか、習慣のためか、いかにもおかくの風貌風姿に適はしくて親しみが多いやうにおもつて居りましたが、やがて、おんどるなのかおんどりなのか判然としないのも気にならなくなりました。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
かの女は和歌山縣の小學校で同僚としてくツ附き合つたが、どすかおん坊の血統だと云ふ評判を聞いたので、兄の不承知をしほにその男を??最後の夜を夜ツぴて泣き別れたと、かの女はこちらに白状したことがあるが??棄てて來た。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
かの女は和歌山縣の小學校で同僚としてくツ附き合つたが、どすかおん坊の血統だと云ふ評判を聞いたので、兄の不承知をしほにその男を――最後の夜を夜ツぴて泣き別れたと、かの女はこちらに白状したことがあるが――棄てて來た。
— 憑き物 『――泡鳴五部作』 青空文庫
労働者風の男がきたないねんねこで男の子をじかおんぶして、私の後から流れる人出にまぎれ込んだ。
— 一九二九年(昭和四年) 『日記』 青空文庫
君は不平があると直ぐやめる男だからね」「それはその時になって見ないと分らない」「何あに、もう六回おん出されたかおん出たかしている」「おい」「何だい?
— 佐々木邦 『ガラマサどん』 青空文庫
作例 · 標準
複数の音源が混ざり合い、複雑な加音が生じていた。
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この楽器は、弦の振動と共鳴板の響きが加音することで、独特の音色を生み出す。
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音響分析において、意図しない加音はノイズとして処理されることがある。
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