気取り
きどり
名詞頻度ランク #23554 · 青空 341 例
標準
affectation
文例 · 用例
私は――天才気取りでゐた私は――彼等をみたりすると自負心がムクムクつと頭を伸しあげて来るのが常だつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
けれども兎に角私が毎日のやうにする天才気取りといふものに、何時しらず父も母も祖母も圧服された体になつてゐたからだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
そこには「気取り」を悦ぶ一階級の趣味が満足される。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
麻服の上着なしで、五分刈り頭にひげのない丸顔にはおよそ屈託や気取りの影といったものがない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
昔自分達が若かった頃のクリスチャンのように妙に聖者らしい気取りが見えなくて感じのいい人達のようである。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
ただ一つはなはだしく不満に思われたのは、せっかくの実写に対する説明の言葉が妙に気取り過ぎていて、自分らのような観客にとっていちばん肝心の現実的な解説が省かれていることであった。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
けれども、そこで降りてみて、いいようだったら、そこで一泊して、それから多少、迂余曲折して、上諏訪のあの宿へ行こう、という、きざな、あさはかな気取りである。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
あまりの気取りに、窒息、眩暈をさえ生じたという。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
作例 · 標準
「彼の言葉遣いには鼻につく気取りがあって、素直に話を聞くことができない」
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「都会生活に慣れた彼女の振る舞いからは、かつての純朴さが消え、変な気取りが感じられた」
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「あまり気取りのない、自然体な接客がこのカフェの人気の理由だ」
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「ふん、あのエリート気取りの態度、見てるだけでイライラするわ」
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標準
posing as
作例 · 標準
「ギターを始めたばかりの弟は、すっかりロックスター気取りで鏡の前でポーズを決めている」
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「部長の椅子に座って、偉い社長気取りで部下に指示を出す真似をしてみた」
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「サングラスをかけてオープンカーを走らせていると、ちょっとしたセレブ気取りになれるんだ」
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「わあ、パパかっこいい!まるで冒険家気取りだね」
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