気取る
けどる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #43502 · 青空 1033 例
標準
to suspect
文例 · 用例
私は、どうせ、駄目な男と思われているのだから、先生に対して少しも気取る必要は無い。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
只自分の土地解放は決して自ら尊敬されたり仁人を気取る為めの行動ではなく自分の良心を満足せしむる為めの已むを得ない一の出来事であつた事を諒解して欲しいと思ふ。
— 有島武郎 『狩太農場の解放』 青空文庫
猫が三疋、赤手拭、すッとこ被り、吉原かぶり、ちょと吹流し、と気取るも交って、猫じゃ猫じゃの拍子を合わせ、トコトンと筵を踏むと、塵埃立交る、舞台に赤黒い渦を巻いて、吹流しが腰をしゃなりと流すと、すッとこ被りが、ひょいと刎ねる、と吉原被りは、ト招ぎの手附。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
一、威張るべからず気取るべからず欝ぐべからず其中一人の心を持すべし。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
何せ昔の喧嘩友達だから、修治も俺には、気取る事が出来やしない」 ここに於いて、彼の無遠慮も、あきらかに意識的な努力であった事を知るに及んで、ますます私は味気無い思いを深くした。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
ただ胸が不快にごとごと鳴って、全身のネジが弛み、どうしても気取ることが出来ないのである。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
さて、古聖人の獲麟を気取るわけでもないけれど、聖戦下の新津軽風土記も、作者のこの獲友の告白を以て、ひとまづペンをとどめて大過ないかと思はれる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
」「飛んだ見違えだぜ、気取るものか。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
作例 · 標準
刑事は、目撃者の証言に矛盾があることに気づき、彼を気取った。
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「何か隠しているな」と、私は彼の言葉遣いから事件の真相を気取った。
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その不審な動きから、彼女は彼が何か企んでいることを気取った。
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