別世界
べっせかい
名詞頻度ランク #20372 · 青空 268 例
標準
another world
文例 · 用例
『内のパパとママとは、だれにも解らない不思議な言葉でだれにも解らない神秘のことを話している』と、学校へ行ってる男の子が、自慢らしく仲間の子供に語ったほど、それは奇妙な別世界の会話であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
陰気な根津辺に燻ぶっていて、時たま此処らの明るい町の明るい店先へ立つと全く別世界へ出たような心持になって何となく愉快である。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
そこで私は、橋や荷足を見残しながら、 レストオランに這入るのだ――わんわんいふ喧騒、むつとするスチーム、 さても此処は別世界。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
それが、未だ見ぬ遠い彼方の別世界へこれから分けのぼる途中の嶮しさを想はせるのであつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
それが、まだ見ぬ遠い彼方の別世界へこれから分けのぼる途中の嶮しさを想わせるのであった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
今のドイツで一番高いゴチックの寺塔のあるという外には格別世界に誇るべき何物をも有たないらしいこの市名は偶然にこの科学者の出現と結び付けられる事になった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
いつもは生きた機械か、別世界から出張した人間のように思われるこれらの従業員が、こうして見るとやはり乗客の自分らと同じ人種に見えるから妙である。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
たった二十倍の尺度の相違で何十年来毎日見馴れた世界がこんなにも変った別世界に見えるのである。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
作例 · 標準
トンネルを抜けると、そこは一面の銀世界が広がる別世界だった。
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都会の喧騒を離れて森の中に入ると、まるで別世界に来たような感覚になる。
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VRゴーグルを装着した瞬間、目の前にファンタジーの別世界が現れた。
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