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衆庶

しゅうしょ
名詞
1
標準
the masses
文例 · 用例
さて神体等を社殿へ並べて衆庶に縦覧せしめけるに、合祀を好まぬ狂人あり、あらかじめ合祀行なわるれば必ず合祀社を焼くべしと公言せしが、果たしてその夜、火を社殿に放ち、無数の古神像、古文書、黄金製の幣帛、諸珍宝、什器、社殿と共にことごとく咸陽の一炬に帰す。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
菊と紅葉 菊は赤坂御苑なるを最とし、輪も大きく類も多いが、一般衆庶の拝観をゆるされず、したがって上下貴賤の区別なく、誰をでも千客万来、木戸銭取って自由に見せるのは相も変らず団子坂。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
それ改進論派はリベラール論派なり、しかして前に述べたる自由論派は泰西にいわゆるデモクラシック論派に近し、デモクラシック派の理想は人類平等にあり、しかして衆庶社会の権利を張り公同自由の政治を挙げんことをその主眼となす。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
右に論ずるところをもって考うれば、国の文明は上政府より起こるべからず、下小民より生ずべからず、必ずその中間より興りて衆庶の向かうところを示し、政府と並び立ちてはじめて成功を期すべきなり。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
衆庶の力を集めてこれを政府となしまたは会社と名づけ、その集まりたる勢力を以て各個人の権を束縛し、以てその自由を妨ぐるものなり。
福沢諭吉 教育の事 青空文庫
然らばすなわち、今の日本政府を日本国民一種族の集合体として、この集合体ははたして徳義の叢淵にして、ことに百徳の根本たる家の私徳を重んじ、身の内行を厳にして、つねに衆庶の景慕するところなるやというに、諭吉、またこれを信ずるを得ず。
福沢諭吉 読倫理教科書 青空文庫
元来江戸演劇は時代の流行に従ひ情死喧嘩等の社会一般の事件を仕組みて衆庶の娯楽に供せし通俗なる興行物たりしといへどもこれは全く鎖国時代の事にして、今日の如く日々外国思潮の襲来|激甚なる時代において此の如き自由解放の態度はむしろ全体の破壊を招かんのみ。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
神社仏寺とも古来所伝の什物、衆庶寄付の諸器物、並びに祠堂金等はこれまで自儘に処分し来たったが、これも一々教部省へ具状すべき筋のものであるか。
第二部下 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
古来、政治の目的は衆庶の安寧を保つことにあると説かれてきた。
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カリスマ的な指導者の言葉は、瞬く間に衆庶の心を捉え、大きなうねりとなった。
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彼はエリート層だけでなく、広く衆庶の支持を得ることに成功した。
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