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全作

ぜんさく
名詞
1
標準
whole work
文例 · 用例
私のこれまでの詩集は一冊一冊に各独特の風情があるから、この全作集を総括的に読まれる方も是非ともそれらの各冊を一々に愛してほしいものである。
北原白秋 「白秋詩集」第一巻解題 青空文庫
普通に見れば一回の攻勢が一会戦とも言われるけれども、更に大観すれば三月から八月にわたる全作戦を一大会戦とも見ることが出来る。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
明治元年に生れた日本の男という、その時代が彼にたたきこんだ封建のぬけきらない、儒教の重しがのき切らない一生活人の脈搏が漱石の全作品を貫いて苦しく打っているのが感じられる。
宮本百合子 作家と教養の諸相 青空文庫
「千曲川のスケッチ」は、詩から小説へ移る間の足がかりとして、藤村の全作品の系列の中に深い意味を保つものである。
宮本百合子 藤村の文学にうつる自然 青空文庫
このことは移してチエホフの全作品にあてはまる。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
全作家同盟の「労働者化」の課題の重要性が、今や新しい光に照らされて、立ち現れるのである。
――決議によせて―― 前進のために 青空文庫
どこから、あの全作品を通じて特徴的な、リアルで精彩にとんだ描写と※々しく抽象的な説明との作者に自覚されていない混同、比喩などにはっきり現われている著しい古典趣味、宗教臭と近代科学との蕪雑なせり合い、現実的な観察が次第に架空的誇大的な類型へ昇天する奇怪な道ゆきが生じたのであったろうか。
宮本百合子 バルザックに対する評価 青空文庫
何故ならば、バルザックは全作品の随処に自身の熱血的矛盾を吐露していて、主人公を簡単にはっきり捉え、何を如何にしたかという一筋の道行を挾雑物なしに描く場合は実に稀であった。
宮本百合子 バルザックに対する評価 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの人気シリーズの全作を読破し、今では熱狂的なファンの一人だ。
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映画館で行われた「全作一挙上映イベント」には、多くのファンが詰めかけた。
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コレクターである彼は、その作家が発表した単行本の全作を所有している。
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