闘技
とうぎ
名詞
標準
competition
文例 · 用例
二十歳代の青年期に蜃気楼のような希望の幻影を追いながら脇目もふらずに芸能の修得に勉めて来た人々の群が、三十前後に実世界の闘技場の埒内へ追い込まれ、そこで銘々のとるべきコースや位置が割り当てられる。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
それは、こういう変異の各相の中に未来の好適種の可能性が存するとすれば、われわれはむしろこの際できる限りの型式のヴェリエーションを尽くして選良候補者のストックを豊富にして、それらを生存競争の闘技場に送り込むのも時宜に適するものではないか、ということである。
— 寺田寅彦 『俳句の型式とその進化』 青空文庫
これはどうもただのけんかではなくて、やっぱり彼らの種族を増殖するための重大な仕事に関係した角逐の闘技であるらしく思われる。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
しかし闘技中にカルネラは前後十二回床に投げられた。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
真の格闘技の王座をかけて、冗談抜きに異種格闘技戦をシリーズ化させたアントニオ猪木は、今振り返ってみてもまことにもっておせっかいである。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
同じく格闘技界に一時代を画す前田日明が、UWFという独自の小世界で自己実現を目指すのに対し、格闘技の最強者を決するなどというわけのわからない問題を立てる猪木にかかれば、もうみそもくそもごちゃ混ぜである。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
一方、ワークステーションの世界を拡大してコンピューターの全領域を制圧するとぶち上げるサン・マイクロシステムズは、これはもう格闘技のジャンルを越えて「誰とでもやってやる」と吼えるアントニオ猪木以外の何物でもない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
そしてアントニオ猪木が真の最強者は誰かというアイデアにしびれて異種格闘技路線にのめり込んでいったように、SPARCと統合UNIXをコンピューターの全領域にまたがるプラットフォームとするという壮大な夢を描き始めた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
スポーツの祭典では、選手たちが技を競い合う闘技が繰り広げられた。
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古代ローマでは、剣闘士たちの闘技が民衆を熱狂させた。
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格闘技の試合は、まさに肉体の限界に挑む闘技だ。
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