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無味乾燥

むみかんそう
形容動詞名詞
1
標準
dull
文例 · 用例
実際もし映画|殊に発声映画の技術が発達を重ねて行ってその器械がもう少し安くなって一般の使用に便利なようになれば、多くの学校の無味乾燥な教授の大部分は映画で置換えられるであろう。
寺田寅彦 教育映画について 青空文庫
しかも、一新聞記者の無味乾燥な報告ではない。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
殺伐な、無味乾燥な男ばかりの生活と、戦線の不安な空気は、壁に立てかけた銃の銃口から臭う、煙哨の臭いにも、カギ裂きになった、泥がついた兵卒の軍衣にも現れていた。
黒島傳治 前哨 青空文庫
一面からいふと、無味乾燥な、極めて沒趣味な生活をしてゐるものと謂はなければならぬ。
三島霜川 解剖室 青空文庫
然し、然うした小説類を暇さへあれば耽讀して居る中に、無味乾燥な教科書類が面白くなく、親父の入れると云ふ學校にも入らず、毎日ぶら/″\して、好きな小説に讀み耽つて二三年間と云ふもの、怠け者のやうに要領を得ずに暮した。
三島霜川 自傳 青空文庫
この夏限りに死ぬというキチガイじみた蝉の声々が、あっちの山々からこっちの谷々へと、真夏の雲の下らしい無味乾燥なオーケストラを荒れまわらせ、溢れ波打たせて、極端な生命の狂噪と、極端な死の静寂との一致を、亀裂だらけの大地一面に沁み込ませて行くのであった。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
日本語で少しく思想的な詩を書かうとすると、必然的に無味乾燥な觀念論文になつてしまふ。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
他の本が、みな無味乾燥でひとつも頭にはいって来ない時でも、聖書の言葉だけは、胸にひびく。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
作例 · 標準
彼の書くレポートはデータが並んでいるだけで、非常に無味乾燥な内容だった。
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効率ばかりを追い求める無味乾燥な社会に、多くの若者が閉塞感を感じている。
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教科書の記述が無味乾燥で面白みに欠けるため、歴史に興味を持てない生徒が多い。
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