無味
むみ
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #30097 · 青空 290 例
標準
tasteless
文例 · 用例
これは通例乾燥無味な表に詰め込んだだらしのないものである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
歌の生死の境が真に一分一厘の処にあるのであるから、ほんの一厘の差で乾燥無味に陥って終うのである。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
実際もし映画|殊に発声映画の技術が発達を重ねて行ってその器械がもう少し安くなって一般の使用に便利なようになれば、多くの学校の無味乾燥な教授の大部分は映画で置換えられるであろう。
— 寺田寅彦 『教育映画について』 青空文庫
しかも、一新聞記者の無味乾燥な報告ではない。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
殺伐な、無味乾燥な男ばかりの生活と、戦線の不安な空気は、壁に立てかけた銃の銃口から臭う、煙哨の臭いにも、カギ裂きになった、泥がついた兵卒の軍衣にも現れていた。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
これに反して拙劣なるモンタージュは、動的な画像の単調無味なる堆積によってかえって観客のあくびを促すような静的なものを作り出すことも可能である。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
水の上であの男に感じる匂いや、神秘は何処へ消えるか、彼は二つ三つ水上の話を概念的に話したあとは、額に苦労波を寄せて、忙しい日常生活の無味を語る。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
僅に手を携えて行くのを許さるる道は、恋によって産み出された、まごころの一筋であって、この道は湛寂無味、恋の熱情とは全く違った性質の世界になるので御座います。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
高熱を出して味覚が麻痺してしまい、何を食べても無味にしか感じられない。
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蒸留水は不純物が取り除かれているため、文字通り無味無臭の液体である。
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そのスープは塩気が足りず、素材の良さを生かせない無味な仕上がりだった。
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標準
uninteresting
作例 · 標準
「彼の話は無味で具体性に欠けるため、聴衆の心には何も響かなかった。」
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無味な事務作業を一日中繰り返していると、自分が機械の一部になったような気がする。
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都会の喧騒から離れた生活は、退屈で無味なものかと思っていたが、意外と充実している。
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