明智
めいち
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文例 · 用例
そして、その智は無論叡智と云へる程の神々しさはないが、また時には才智と云へば云へる上滑りした智に堕する傾向を持つてゐるが、それは可成り鋭い発見力と、細かな解剖力と、確かな批判力とを持つてゐる明智だと云へば、一番当つてゐるやうに思はれる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
即ち、この明智は芸術家芥川氏の武器であり、甲冑であり、時には自分を鮮に韜晦させる面紗である。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
例へば、比の作品中の逸品とも云ふべき「或る日の大石内蔵之助」の中で、氏が内蔵之助の心理の底に捉へてゐるものの如きは、その明智の冴えを遺憾なく語つてゐるものであらう。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
然し、氏はその明智の働きと、これは氏に於ては天分的と云つても好い優れた表現の技巧に依つて、その智識から得られた取材の多くを十分真に、或は自然に表現し得てゐる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
処で、芥川氏の明智が人生に対して、芸術に対して如何に働いてゐるかはこれまでに云つた通りであるが、それが氏自らに対して働く時、それは積極的には氏の武器となり、消極的には氏の甲冑となり、面紗となつてゐる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
明智光秀も信長を殺す前には愛宕へ詣って、そして「時は今|天が下知る五月かな」というを発句に連歌を奉っている位だ。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
木下秀吉が明智を亡ぼし、信長の後を襲いで天下を処理した時の勢も万人の耳目を聳動したものであった。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
さすが明智の川村|様も弱り切って御座るという話……」「アハハ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
彼は明智に富んだ人物として知られ、困難な問題にも常に最適な解を見出す。
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「古人の明智に学ぶ」という言葉の通り、古典には現代でも通じる知恵が詰まっている。
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若くして一国を治める王には、武勇だけでなく深い明智も求められた。
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出典: 明智 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0