祭典
さいてん
名詞頻度ランク #14660 · 青空 219 例
標準
festival
文例 · 用例
この事について幸田露伴博士の教えを請うたが、同博士がいろいろシナの書物を渉猟された結果によると釁るという文字は犠牲の血をもって祭典を挙行するという意味に使われた場合が多いようであるが、しかしとにかく、一書には鐘を鋳た後に羊の血をもってその裂罅に塗るという意味に使われているそうである。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
「食事は祭典だ」 客の質は違っても右と左の部屋の造りは同じだ。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
けれども学士会院がその発見者に比較的の位置を与える工夫を講じないで、徒らに表彰の儀式を祭典の如く見せしむるため被賞者に絶対の優越権を与えるかの如き挙に出でたのは、思慮の周密と弁別の細緻を標榜する学者の所置としては、余の提供にかかる不公平の非難を甘んじて受ける資格があると思う。
— 夏目漱石 『学者と名誉』 青空文庫
で彼等は祭典を華美にする。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
殊にそこに今日祭典があるのであるからして、幾竿かの幟が立つて居るのであるが、透明なる空氣を通して、その布の、乃至港の帆船の帆のはためきさへも耳に聞える許りによく見えるのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
それから小學校の庭でする消防出初式の稽古を見、冬の日の田圃の心持よい暖色を樂しみながら、午少し前の比ひ、かの祭典の催のある街區に入つたのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
海郷の祭典が如何に愉快なる諧調を四圍の自然とそこの住民との間に造り出したかに就いては更に筆を新にして報告せねばならぬ。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
今朝實は偶然遠來の少い親類の人を案内して、所謂舊跡廻りをして、山の途中から幟の立つて居るのを望見して始めて此の街區に祭典のあると云ふ事を知つたのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
作例 · 標準
毎年夏には、この街で盛大な花火大会の祭典が開かれる。
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オリンピックは、世界中の人々が集まる平和の祭典だ。
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村人たちは、豊作を祝うために伝統的な祭典を行った。
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