開会式
かいかいしき
名詞
標準
opening ceremony
文例 · 用例
オリンピック開会式八月一日 前日からの曇天続くウンター・デン・リンデンから競技場までの街路は、突撃隊の褐色の整列で群衆はピタリと止っている。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
開会式の当日、総裁として何か一つ演説をしなければならなかつたので、平素の彼を知つてゐる人達の中には、この沈黙家がどんな挨拶をするだらうかが可なり面白い話題となつてゐた。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
一旦郷里に帰つた難波は、例のステッキを携へて再び上京し、年末の十二月二十七日、議会の開会式に行幸のあつた折の鹵簿を待ち伏せて、狙ひ撃ちをした。
— 河上肇 『随筆「断片」』 青空文庫
その日は丁度竹の台に、第三回内国博覧会の開会式が催される当日だつた。
— 芥川龍之介 『お富の貞操』 青空文庫
其処へ上野の方からは、開会式の帰りらしい馬車や人力車の行列が、しつきりなしに流れて来た。
— 芥川龍之介 『お富の貞操』 青空文庫
そうしてその三方の縁側には、本省の官吏や府県の随行員や新聞記者が数多並んで、これも籐椅子に腰をかけていた、陛下にも開会式と閉会式とに臨幸があって勅語を賜わった外に、一回会議を聴聞あらせらるるために臨幸があって、一時間余も私どもは天顔に咫尺したのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
当地の博覧会の開会式の時には、最も途方もない方法で、欧米の服装をした人々が見られた。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫