遠のける
とおのける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to keep (someone) at a distance
文例 · 用例
「こりゃこりゃ」 定雄は次男の足の届かぬように屏風を遠のけると、また倦かず眺めていた。
— 横光利一 『比叡』 青空文庫
伸子は枕の上でできるだけ頭と顎をうしろへひき、きめの荒い四角いどっちかというと醜い女助医の顔から自分の顔を遠のけるようにした。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
40是まで諸神人界に係はりなくて遠のける時しも、アカイア軍勢は其アキリュウス、戰鬪の勞より長く休らひて出でしが故に勇みたち、しかしてトロイア軍勢は脚神速のアキリュウス、身に燦爛の鎧つけ、猛勇恰もアレースに 45髣髴として出づるを見、四肢わななかし畏れたり。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
われ/\は、それでなくても太陽の光線の這入りにくい座敷の外側へ、土庇を出したり縁側を附けたりして一層日光を遠のける。
— 谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも周囲の人を遠のけるような話し方をする。
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危険な場所には子供たちを近づけず、遠のけるべきだ。
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彼女は自分の心の内を見せず、他人を遠のける傾向がある。
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