舞文
ぶぶん
名詞
標準
clever use of words to advance an argument
文例 · 用例
こんな次第で、私は檢事の聞取書なる者は、殆ど檢事の曲筆舞文、牽強附會で出來上つてゐるだらうと察します。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
作文の時間になると、手紙や見舞文は書かせないで、何でも、自由なものを書けと云って、森先生は日向ぼっこをして呆んやり眼をつぶっていた。
— 林芙美子 『私の先生』 青空文庫
かなり外的興味の豊かだつた持統天皇は、時代が古かつた為か、行文の不如意から来る舞文の為に呪はれなされずにすんだ。
— 折口信夫 『相聞の発達』 青空文庫
これをもし舞文曲筆だなどという人があったら、その人こそ年末の秒読みを感ずることのない、幸福なしかし恵まれざる楽天家というほかはないでしょう。
— 山本周五郎 『年の瀬の音』 青空文庫
ひどい舞文曲筆である。
— 小山清 『安い頭』 青空文庫
せっかくな古典もこんな分りきった作為を弄したりするものだから、後世の学者に「太平記は信ずるに足らず、史料に益なし」などとほかの箇所まで全面的に無視されることもあったりしたのだが、しかし、こんな笑うべき舞文のうちにも、たった一つ、一ト握りの砂にも似たような史料だが、信じていい史片はある。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫
「太平記」の舞文に過ぎない。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫
そこで、役所からうけとったお金の大ぶぶんで、原書をたくさん買ってかえってきました。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
作例 · 標準
彼の弁明は巧妙な舞文に満ちており、事実を巧みに覆い隠していた。
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悪徳弁護士は法律の抜け穴を突き、舞文の限りを尽くして依頼人を無罪に導いた。
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その告発文書はただの舞文ではなく、決定的な証拠に基づいた真実の告白だった。
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