映じる
えいじる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be reflected (in)
文例 · 用例
しかし、象牙の塔のガラス窓の中から仮想ディノソーラス「ジャーナリズム」の怪奇な姿をこわごわ観察している偏屈な老学究の滑稽なる風貌が、さくら音頭の銀座から遠望した本職のジャーナリストの目にいかに映じるかは賢明なる読者の想像に任せるほかはないのである。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
『戦争と平和』に出て来る、ある人物の眼に映じる美しい大自然のながめ、静まりかえった心境、――そういったものが、この己の死際にも、はたして訪れて来るだろうか。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
『戦争と平和』に出て来る、ある人物の眼に映じる美しい大自然のながめ、静まりかへつた心境、――さういつたものが、この己の死際にも、はたして訪れて来るだらうか。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
(象形文字と音符文字と全く性格の異つた両様の文字を混用した日本文は、眼に映じる所が非常にきたない。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
要するに眼に映じる自然のありのままの実在が如何に美しく、複雑に組立てられているかという事を現すのに適当な技法である。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
これはまた、そう云う現象が、第三者の眼にも映じると云う、実例になりましょう。
— 芥川龍之介 『二つの手紙』 青空文庫
今私達の目に映じる遠近の諸山は総てその山脈に属するのであるが、吉林に近い山山は何れも優雅な姿をして、其中をS字形に松花江がコバルトを流してゐるのは美くしい景観である。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
さういふ冒險の幾場面が、無數に目の前に映じるのであつた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
作例 · 標準
湖面に月が静かに映じていた。
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窓ガラスに、夜景がぼんやりと映じていた。
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太陽の光が、濡れた葉にキラキラと映じていた。
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標準
to impress (a person)
作例 · 標準
彼の情熱的なスピーチは、聴衆の心に強く映じた。
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あの日の光景が、今でも鮮明に私の記憶に映じている。
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彼女の聡明さが、相手に好印象を映じた。
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