一揃い
ひとそろい
名詞
標準
one set
文例 · 用例
そうして、ジャンパーと、それから間着の背広服を一揃い持っている。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
久留米絣のが一揃いあるが、私は、このほうを愛している。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
――どの品にも一風流あって面白いが、わけてこの蛙の絵を描いた松風の歌の茶道具一揃いが俗を離れて飄逸じゃ。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
そして、この着付けは帯から足袋まで添えて一揃い三十円にも充たない正価札がついております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
江戸旗本早乙女主水之介、道中半ばに無心致して恐縮じゃが、刀にかけても借り逃げは致さぬゆえ、暫時拝借願いたいと、かように口上申してな、よく釣れそうな道具一揃い至急に才覚して参れ」「呆れましたな。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
本官は大分まえから、どうも彼奴は飲んだくれで、窃盗もやりかねない奴だとにらんでいましたが、つい一昨日のこと、ある店からボタンを一揃いかっぱらいましてね。
— ニコライ・ゴーゴリ 『鼻』 青空文庫
そしてやっとコッヘルは掘り出すことができたけれど、どうしたものかアルコールを入れた缶が見つからない、こうした物は一揃いにし袋に入れておけばよかったと思ったが仕方がない。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
それから入口に近い棚の奥に隠してありました茶色の紙包を開きますと、中から白木綿と白ネルの筒袖の着物、安っぽい博多織の腰帯、都腰巻、白い看護婦服と帽子、バンドの一揃い、スリッパ、看護婦帽、ヘヤピンなぞの、いずれも新しいものばかりを取出しまして、やはり傍の木机の上に置き並べました。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
作例 · 標準
この食器棚には、同じデザインの皿が一揃い並んでいる。
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誕生日プレゼントとして、お茶の道具が一揃い贈られた。
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子供の入学祝いに、文房具が一揃い用意された。
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