小暑
しょうしょ
名詞
標準
"minor heat" solar term (approx. July 7)
文例 · 用例
六月上旬の頃、見た目には北アルプスの七月下旬における残雪量と大差なき如くに思われる時でも、実際の量はずっと少いものらしく、それに緯度の低い関係もあるので、梅雨の明けた七月小暑の頃となれば、心あての雪は大方消え失せて、ここの峰頂かしこの渓間に点々として散在するに過ぎないことを知るであろう。
— 木暮理太郎 『南北アルプス通説』 青空文庫
小暑は蝉、蜻蛉、蜈蚣、蝙蝠。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
「もし、もし、しょうしょう、伺います」「どなた」 中から声がして顔を出した者があった。
— 田中貢太郎 『竈の中の顔』 青空文庫
「しょうしょう物を尋ねたいが、ここはどこであろう」 提燈を持った男が足を停め提燈をあげて武士の顔を透すようにした。
— 田中貢太郎 『山寺の怪』 青空文庫
「もし、もし、しょうしょうおたずねします」 彼は女を驚かさないようにと思ってつとめてやわらかに云った。
— 田中貢太郎 『馬の顔』 青空文庫
「もし、もし、しょうしょうお願いいたします」 中から年とった男の声がした。
— 田中貢太郎 『陳宝祠』 青空文庫
「しょうしょう伺います、海岸の方へ往くには、どう往ったら宜いでしょう」 三人|伴の道具箱を肩にした大工の一人を見つけて訊いてみた。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
「しょうしょう伺います、海岸の、台湾航路の汽船会社のある方へは、どう往ったら宜いのでしょう」 謙作は海員のようなマドロスパイプを啣えて来た男に訊いた。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
作例 · 標準
小暑を過ぎ、いよいよ夏本番といった暑さになってきた。
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小暑の頃は、まだ梅雨明けしない地域もある。
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畑では、小暑の候に収穫を終える作物もある。
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