凍える
こごえる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to freeze (of one's body)
文例 · 用例
冬空に凍える壁、洋燈、寂しい人生。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
空は、もう泣き出しそうになって、日の眼を見ないから、手が凍える。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
幾たびとなく足をすくわれ、のめり、手を突きながらも、温度は手が凍えるまで下らなかったので、金剛杖や糸立を強くつかんで、大宮口の五合目へ、ほうほうの態でたどりつき、たき火でぬれた上衣を、かわかすのに暇取った。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
汗ばんだ体は、急に凍えるように冷たさを感じ始めた。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
衰えた身体を九十度の暑さに持て余したのはつい数日前の事のように思われたのに、もう血液の不充分な手足の末端は、障子や火鉢くらいで防ぎ切れない寒さに凍えるような冬が来た。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
何故かと云えば、風のない国の家屋は大抵少しの風にも吹き飛ばされるように出来ているであろうし、冬の用意のない国の人は、雪が降れば凍えるに相違ないからである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
旧十一月の末のことだから、ときどき凍えるような西北の風が来て、あたりを掃いた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
(一九二三ヽ八ヽ一ヽ)津軽海峡夏の稀薄から却って玉髄の雲が凍える亜鉛張りの浪は白光の水平線から続き新らしく潮で洗ったチークの甲板の上をみんなはぞろぞろ行ったり来たりする。
— 宮沢賢治 『『春と修羅』補遺』 青空文庫
作例 · 標準
「外は雪だよ。手が凍えるから、この手袋を使いなさい」
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暖房のない古い木造校舎で、生徒たちは凍えながら試験問題に向き合っていた。
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長時間水の中に浸かっていた彼の体は、芯まで凍えて震えが止まらなかった。
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