温まる
あたたまる異読 あったまる・ぬくまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞多音語頻度ランク #35444 · 青空 214 例
標準
to warm oneself
文例 · 用例
鋭角的な輪廓、よく通った鼻筋、広い額、が、その冷たさに触れてかえって心が温まると思われる様な感じを起させるのだったが、唯一つ、少し上にむくれている上唇が、可憐に見えた。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
おみおつけの温まるまで、台所口に腰掛けて、前の雑木林を、ぼんやり見ていた。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
そこで、その朝は船室に籠りきりで、番茶に梅干で温まると、ないしょで味噌汁に飯をあつらえた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
『お前さんの懐が温まる取引さ。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
温まるにつれて、昨夜少し過した酒の醉がまたほのかに身體に出て來るのを覺えた。
— 若山牧水 『湯槽の朝』 青空文庫
温まる湯もあれば冷える湯もあつた。
— 田山録弥 『女の温泉』 青空文庫
夜光命も十口坊も、此頃は懷ろが少し温まると共に、身體も膨脹しだしたり。
— 大町桂月 『川越夜行記』 青空文庫
温まるにつれて、君の周囲から蒸れ立つ生臭い魚の香は強く部屋じゅうにこもったけれども、それは荒い大海を生々しく連想させるだけで、なんの不愉快な感じも起こさせなかった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、温まるについて考えています。
我が社の温まる戦略は重要です。
温まるの原理は複雑である。
温まるという言葉が頭から離れない。