三つ葉
みつば異読 ミツバ
名詞頻度ランク #42919 · 青空 39 例
標準
mitsuba (Cryptotaenia japonica)
文例 · 用例
白ぼたん、という筆太な、お家流の様な字を細長く囲んだ四角な框を中心に、二つ三つ葉をあしらった牡丹の花を、派手に刷った西洋紙の小さな薄い包みが器用に、婆やの掌の上で開かれると、ぴかぴか、光る銀の延紙のなかの飴色の透きとおる下包の紙の上に、ぼてぼてした粉なお白粉が、多量に盛られてある。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
けれども野原はひっそりとして風もなく、ただいろいろの草が高い穂を出したり変にもつれたりしているばかり、夏のつめくさの花はみんな鳶いろに枯れてしまって、その三つ葉さえ大へん小さく縮まってしまったように思われました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
三つ葉を入れないで葱をくれろといふ時にも女中は「みつなしの本五分ツ」といふ。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
而して、おしたぢならおしたぢ、葱なら葱、三つ葉なら三つ葉でよからうと言つて居る。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
わが肉体いちぶいちりん動かさず、すべて言葉で、おかゆ一口一口、銀の匙もて啜らせ、あつものに浮べる青い三つ葉すくって差しあげ、すべてこれ、わが寝そべって天井ながめながらの巧言令色、友人は、ありがとうと心からの謝辞、ただちにグルウプ間に美談として語りつがれて、うるさきことのみ多かった。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
福草の三つ葉四つ葉にというあたりがことにおもしろく聞かれた。
— 初音 『源氏物語』 青空文庫
自分等の豚肉などと共に三つ葉とか春菊とかを買つて來ると、初めてそれに氣がついたやうに、それからはまた幾久しく一本調子にその一種の野菜が膳に上る。
— 若山牧水 『一家』 青空文庫
宿役人のさしつけたあかりをうけて、飾り巻き柄に打ったる三つ葉葵のご定紋が、ぴかりと金色に輝き渡りました。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
おひたしには、採れたての三つ葉を使うと香りが良い。
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スーパーで新鮮な三つ葉を見つけたので、今日の夕食は吸い物にしよう。
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この汁物には、彩りとして三つ葉を添えると美しい。
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標準
three-leaved
作例 · 標準
クローバーは、一般的に三つ葉の形をしている。
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「見て! 四つ葉のクローバーだよ、三つ葉の中に一つだけ!」
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三つ葉の植物は、しばしば幸運のシンボルとされる。
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