浸礼
しんれい
名詞
標準
baptism by immersion
文例 · 用例
ピサの傾塔やガリレーの振子よりも彼を喜ばせたものはその浸礼堂の円塔の不思議な反響の現象であった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
すると、側にゐた浸礼教会派のある政治家が、「近頃|宗旨更へしてね、僕達と同じやうに浸礼派さ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
「え、浸礼派になつたつて。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
一体何だらう、君達の浸礼派では、お宗旨に入る時頭を水に浸けるんだつていふぢやないか。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
真勢さんは築地の浸礼教会に籍を置いていて、浅見先生の教会なぞとは宗派を異にしたが。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
捨吉は学校の友達にでも物を尋ねるような調子で、「玉木さんがいらっしゃる築地の方の教会は何と言うんですか」「私の属してるのは浸礼教会です」 玉木さんは煙草を服むことさえ不本意だが、退屈|凌ぎに少しはやるという顔付で、短い雁首の煙管で一服吸付けながら答えた。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
浸礼教会と云うと、真勢さんの行くのと同じですね」「ええ、真勢も矢張そうです」 玉木さんは眼に見えない昔の士族の階級を今も猶保存するかのように、真勢、真勢と呼捨にした。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
そうして東京麹町区土手三番町浸礼教会跡に隠れ、外務省機密局に奉職し、J・I・Cのために働く一方、精魂の限りを尽して愛児の行方を捜索しておりますうちに、早くも三年の月日を経過致しました。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
作例 · 標準
バプテスト教会では、成人になってから浸礼を受けるのが一般的だ。
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バプテスト派の教会では浸礼によって信者が全身を水に沈められる。
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彼は浸礼を受けたことで、信仰の決意を新たにしたと語った。
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ウィキペディア
浸礼(しんれい)はバプテスマの訳語の一つ。一般に浸礼の語を使う場合には、洗礼とは区別されたものとして使われることが多い。
出典: 浸礼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0