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乱髪

らんぱつ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
unkempt hair
文例 · 用例
それはたいてい垢じみた着物をきて、頭を乱髪にした地方の文学青年だった。
萩原朔太郎 僕の孤独癖について 青空文庫
二人の問答を聞いているのもおもしろいが、見ているのも妙だ、一人は三十前後の痩せがたの、背の高い、きたならしい男、けれどもどこかに野人ならざる風貌を備えている、しかしなんという乱暴な衣装だろう、古ぼけた洋服、ねずみ色のカラー、くしを入れない乱髪
国木田独歩 号外 青空文庫
」とごま白の乱髪に骨太の指を熊手形にさしこんで手荒くかいた。
国木田独歩 二老人 青空文庫
肌脱の荒くれ男の影鬼の如く映れるあり、乱髪の酌婦の頭の夜叉の如く映るかと思へば、床も落つると思はるゝ音が為て、ドツとばかり笑声の起る家もあり。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
ふっと暗中に消え、やがて泰助の面前に白き女の顔|顕れ、拭いたらむ様にまた消えて、障子にさばく乱髪のさらさらという音あり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
続くは十五六の女、蒼面、乱髪、帯も〆めず、衣服も着けず、素肌に古毛布を引絡いて、破れたる穴の中よりにょッきと天窓を出だせるのみ、歩を移せば脛股すなわち出ず、警吏もしその失体を詰責せんか、我は貧民と答えて可なり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」せりあううちに後毛はらはら、さっと心も乱髪、身に振かかる禍のありともあわれ白露や、無分別なるものすなわちこれなり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」と表の戸がらりと開け、乱髪の間より鬼の面をぬっと出すは、これ鉄蔵という人間の顔なり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
寝起きで乱髪のまま、彼は急いで家を飛び出した。
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彼女は忙しくて髪をとかす暇もなく、一日中乱髪で過ごした。
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あの芸術家は、いつも乱髪で自由奔放な雰囲気だ。
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