継ぎ目
つぎめ
名詞頻度ランク #36908 · 青空 58 例
標準
joint
文例 · 用例
焚火の烟は、油紙の屋根の継ぎ目から洩れて、白い柱が立っては崩れ、風に折れて地を這いながら、谷中を転げてゆく。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
それは、いつ、ぷすりと継ぎ目がぬけるか分らないのだ。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
もしも、レコードと現場の放送との継ぎ目を自由に、ちょうどフィルムをつなぐようにつなぐことができれば、すでに故人となった名優と現に生きている名優とせりふのやり取りをさせることもできるであろう。
— 寺田寅彦 『ラジオ・モンタージュ』 青空文庫
不意に面とむかった日本の道路の地面が加奈子の永年踏み馴れた西洋道路の石の碁盤面の継ぎ目のあるのとは違った、いかにも日本の東京の山の手の地面らしく、欠けた小石を二つ三つ上にのせて、風の裾に吹かれている。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
ただ、一面に日の照らしが白く明るく、板と板との継ぎ目の塵埃屑のにじみさえが光り耀いていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
期限付の約束に追立てられることもなく、また、季節の継ぎ目というものも無しに、ただ長閑にダラダラと時が流れて行くこの島では、浦島太郎は決して単なるお話ではない。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
チョッキの下から現われた博士の身体は、硬い金属のようなものを昆虫の腹部のように重ねあわしてつくってあって、ピストルの弾丸が、あたりの継ぎ目を滅茶々々にこわしてあった。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
彼の目についたのは、鉄管と鉄管との継ぎ目であった。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
作例 · 標準
この布は二枚の生地を継ぎ目で縫い合わせて作られています。
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建築現場では、鉄骨の継ぎ目に溶接を施していました。
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パイプの継ぎ目から水漏れが発生しているようだ。
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